大田区の子どもたちのために(一社)大田CP21の皆様に支援いただいていることに感謝いたします。
職場体験に関して
大田区立中学校生徒が地域社会の一員としての自覚を高めるとともに、自立した社会人となるための勤労観、職業観を養うことをねらいとしております。
中学校2年生での実施までに小学校から積み重ねた職場に関する学習を行うため、継続的な支援をお願いいたします。
職場体験の事業所の選定については、地域と連携し、主体的に職場体験先を選定・依頼するため「体験事業所」の開拓や一覧の作成などについての協力をお願いいたします。
ものづくり教育に関して
教育委員会は、大田区で学習する全ての児童に創造的な資質能力を育成し、新たな価値を生み出すことで、未来を切り拓く力を育むため、令和7年度(2025年度)から小学校5・6年生を対象に、大田区独自教科を新設することを目指しています。
この独自教科では、各学校が地域の特色を生かし、関係企業・団体と連携し、地域の課題を解決するための「もの」や「仕組み」を創出する学習を行うことを通して、教科等横断的な教育であるSTEAM教育を推進します。そして、大田区で学ぶ全ての児童に試行錯誤しながらものや仕組みを創り出す楽しさ、知恵を出し合い、協働して課題解決する喜び、地域の人や環境への理解と愛着など、未来を創造的に生きる基盤を地域の教育資源を最大限に生かし育んでいきたいと考えています。
CP21の皆様には、各学校が関係企業・団体と連携した授業を展開するためのマッチングの仕組みや教員が新教科の授業づくりについて学ぶためのコンテンツづくりなど、独自教科を推進するためのICTを活用したプラットフォームの構築に御協力いただきたいと考えております。
教育支援全般に関して
大田区は、「国際都市おおた宣言」や「スポーツ健康都市宣言」、「大田平和都市宣言」、地域との連携を大切にした「地域力」などの各種宣言などを行っており、そのことについての教育に重点をおいております。
これらの様々な教育についての支援ご協力を(一社)大田CP21には期待しております。
大田区教育委員会